2022年12月9日放課後デイサービスにおける送迎時に13歳男子の死亡事故が発生しました。事故は送迎車が施設に着いた時に起きました。
(根本的な事故原因(危険因子の同定))
安全対策の取り決めを守らずに(運転手と指導員の2名で降車対応する取り決めを守らずに、他に対応スタッフが居たにも関わらず、運転手1名で対応した)、行方不明となり8日後に川で変わり果てた姿で発見されました。
被害にあった子はこの施設に6年間通っていました。私たちは車の乗り降りの際がもっとも重大事故につながりやすいため、再三注意して欲しいことを伝え(児童発達支援管理責任者:宇津雅美)、施設側と車の乗り降り時は2名で行うという取り決めをしていました。施設側はきちんと2名で対応しているので安心して欲しいと何度も話していました。子供は話せないので、その言葉をずっと信じ、施設を信頼しておりました。
しかし実際は過去にも何度か1名で移動させていたことが、事故後の吹田市の聞き取りにより発覚しました。
また事故当時車内には別児童もいて、1名で対応していたので、その子供も目を離し放置されました。そのため、その子も危険にさらされており、二重三重に事故が起きる可能性もありました。
私達は嘘にまみれたずさんな対応の積み重ねで死亡事故は起きたと思っています。なぜ取り決められていた安全対策を守らず、また施設の指導や管理はどうであったのかなど、事故の詳細が分かりません。
障害を持った児童らが、楽しく安全に社会性を学ぶ場所として、放課後デイサービスは非常に重要な社会的役割を担っております。しかし重大事故がおきては意味がありません。
私たち家族も突然子供との別れが訪れ、何気ない日常を失いました。この悲しみは他の誰も経験して欲しくないと思っています。
大切なのはこの重大事故に真摯に向き合うことであり、そこからより安全な放課後デイサービスに繋げることです。
しかしながら、合同会社ミヤビ「アルプスの森」放課後デイサービス(施設長:宇津慎史)は、事故に真摯に向き合うどころか、事故の詳細な説明、事故から学んだ安全対策について、私たちが希望するも説明を拒否しています。
その状況にも関わらず1日も運休せず通常通り施設運営を続けており、充分な安全対策を講じているとは考えられません。
また、(児童発達支援管理責任者:宇津雅美)は過去にも公金不正受給及び高槻市の監査に対し、虚偽の報告・答弁を行ったことで、指定障がい児通所支援事業者の指定取消処分及び、公金の返済処分(概算:高槻市で5,588千円・他2市で23,446千円)を受けています(デイサービス青りんご)。(高槻市 行政処分内容)
恐らくこの時期に一致し、「アルプスの森」放課後デイサービスの施設長も宇津雅美から、弟の宇津慎史に変更されています。施設長が変わった理由など、ちゃんとした説明は勿論、私たち利用者にはありませんでした。それどころか、令和2年5月1日よりデイサービスアルプスの森の運営会社が一般社団法人アクセスから合同会社ミヤビに、事業移行するが、内容としては何も変更等はないと説明していています(お知らせの文(令和2年6月作成)) 。また、実際に令和5年6月12日作成の「アルプスの森(施設長:宇津慎史)」のホームページにおける事故説明文において、「平成28年9月から当事業所を利用」と記載しており、実質的な指定取り消し処分の影響はない状態であることも施設側は認めています。現行の「アルプスの森」のホームページのドメインは「一般社団法人アクセス」のものをそのまま継続して使っています。(ドメイン情報)
また、宇津兄弟の利用者の書面での同意を得る方法として、あえて送迎時の忙しいタイミングを利用する事が多かった印象があります。利用者家族にまともな説明を行わない状態にも関わらず、施設利用の契約更新のためには、この書類にサインや印鑑を押す必要があるとの事だけを説明することが多かった印象です。
このような安全対策を蔑ろにする施設の存在は、多くのちゃんと安全対策をしている放課後デイサービスへの利用委縮にも繋がってしまいます。
私たち被害者遺族は、今後の安心・安全な放課後デイサービスの発展のため、今回の事故に関して判明したことをこのホームページを通じて公表していきたいと思っています。
また当該施設は事故後、悠生君に対しての誠意が見られません。これらの施設側が行っている行動に関しても、公表可能になり次第、ホームページで公表させて頂こうと思っております。